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◆新幹線ひかり、なぜ岡山行き多い? 関西の鉄道の謎調査

◆ 新幹線ひかり、なぜ岡山行き多い? 関西の鉄道の謎調査

朝日新聞】 05/01 12:04

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 鉄道の世界はやっぱり謎だらけ?

 関西の駅で見聞きした気になるうわさや疑問を調べてみました。

● 「日本一怖い地下駅」の謎

 「日本一怖い地下駅」があるという。

よく聞くと、阪神電鉄阪神線春日野道駅(神戸市中央区)がかつてそう呼ばれていたのだとか。

心霊スポット?

いや怖かったのは、そのホームらしい。

幅が2.6?で電車の幅よりも狭かった。

 神戸三宮駅助役の丹羽強さん(48)に車掌時代の話を聞いた。

「扉が閉まります」

狭いホームで笛を吹いたら、客に「うるさい」と怒られた。

電車の通過時の風が強くて、スカートを押さえる女性も。

しがみつくための手すりも作られた。

怖くてホームとは別の場所にあるベンチで待つ人のために、「ホームへお越しください」というアナウンスも流れていたらしい。

 阪神電鉄によると、同線の地下化で、駅は1933年に廃止予定だったが、開通した後に地元の求めで駅に仕立てたために、ホームが狭くなってしまったのだという。

 70年ほどたった2004年9月、地下の両端に幅約5?のホームが新設され、中央にあったその狭いホームは使われなくなった。

ただ、非常時の避難用として撤去はしておらず、今も当時の面影を残している。

● 「普通」が通過する駅?

 普通電車は全ての駅に止まるのが「普通」。

なのに、南海電鉄にはなぜか普通電車が通過してしまう駅があるという。

 難波駅から南方面の駅は、今宮戎(いまみやえびす)、新今宮、萩ノ茶屋、天下茶屋の順で続く。

普通電車は新今宮駅には止まるが、その前後の今宮戎、萩ノ茶屋の2駅を通過していく。

なんてこった。

 実はこの2駅には高野線の「各停」が止まる。

南海によると、難波―天下茶屋間は高野線南海線が並走。

2駅は1970年のダイヤ改定で高野線だけが使うことにし、南海線は止まらなくなった。

翌年には、高野線の「普通」を「各停」とし、南海線は「普通」をそのまま残した。