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花束を喜ぶ昭和40年男。

花束をもらうことなんて人生でそうそう無いことだ。が、昨日いただいちまった。まさかのサプライズをしかけたのはイベント仕事の仲間だった。

昨日はおっさんの力を振り絞ってのライブで、サプライズの主を冗談めいて誘った。仕事関係者にはほとんど声をかけなかったのだが、彼とは仕事を超えた付き合いをしていて照れながら誘った。が、ライブ前日に「また今度声をかけてください」と断られた。まっ、仕方なしだなと流したのだが、驚いたことに開場前にできた短い行列に彼がいるじゃないか。ピンときたのは以前僕は似たようなサプライズをしかけたことがあり、その仕返しだったのだ。もしも不意に声をかけられたら最近すっかり涙腺の弱いおっさんはライブ前に涙の一粒でも流していただろう。が、彼の失敗は僕に見つけられてしまったことだ。フッフッフ。背後から忍び寄り羽交い締めにして逆に驚かしてやった。ところが一枚上手だったのが、女性をともなっていてその彼女からこのカワイイ花束を渡されたのだ。

これはちょっとヤバかった。ウルッときた。花束ってうれしいもので味わったことの無い気持ちだった。よくよく考えれば、世界中の人々は花を愛し、そこに気持ちや心を込めて贈るべき人に届けている。それは昔々からずっと続いてきたことだと、改めて花の存在の大きさに気付いたおっさんだった。

自分の使うギターアンプの上に置き、登場と退場のときに誇らしげに手にした僕だ。そんな花が今日は居間で可憐に咲いている。昨日からの大活躍でこの花束も喜んでくれているだろうな。

<プロデューサーのつぶやき>

自身が昭和40年生まれでもある初代編集長で、現在はプロデューサーとして活動中の北村が、思ったこと、感じたことを同世代へのメッセージを込めて書き連ねます。(本エントリーは、本誌ブログを再掲載したものです)